週間番組表
2022年
11月25日(金)
O.A.

【日高町】小さな乗馬施設を営むママ

今回の主役ママは日高町で乗馬施設を運営する、にいなさん32歳。

3歳の女の子ゆづきちゃん(3)と、パパ(28)の3人家族です。

パパは競走馬を運ぶトラックの運転手。一度家を出ると10日以上帰ってこないこともあるそうで、にいなさんは家事・育児をワンオペでこなします。

2022年4月にオープン 乗馬施設「北のうまや」

乗馬施設「北のうまや」(日高町千栄150―1)には、かつて競走馬として活躍した2頭のサラブレッドと、ポニーが1頭います。3頭の馬をにいなさんは一人で世話をしています。

朝5時にゆづきちゃんも一緒に起きて、馬のお世話から1日がスタート。

そこから一度帰宅して朝食を食べ、ゆづきちゃんを保育園に送り届けたら…再び仕事場へ。お昼ご飯も食べずに、一日馬のお世話に追われていました。

頼れるコープの冷凍食品 ベストバイは魚を焼くフライパン

にいなさんがなにより苦労していたのが“イヤイヤ期”真っ最中のゆづきちゃんのごはんです。好物だと思っていた物を出しても、気分によって食べたり食べなかったり…

そんな時に助けられているのが、すぐに解凍して食べさせられるコープの冷凍食品。

中でも一番重宝しているのが、「オクラと芽かぶのやまいも和え」です。小分けになっているので、野菜が足りないと感じた時にちょい足し!便利なんだそうです。
そして、ベストバイに選んだのは魚を焼く時などに使うフライパン「IHゴールドマーブル魚焼きパン(アイメディア)」でした。

網目になっているので、余分な脂が落ちて魚がこんがりふっくらおいしく焼けます。何より洗うのがラクなところがお気に入りのポイントです。

競走馬の“第2の人生”の為に奮闘 馬の魅力を多くの人に知ってほしい

神奈川県出身のにいなさん。馬と関わる仕事がしたいと、門別にある馬の専門学校に入るために北海道にやってきました。

卒業後は念願かなって、門別競馬場で約10年間厩務員として働いてきましたが、出産を機に退職。
しかし、そのわずか1年後には子育て真っ最中にも関わらず、ひとりでこの乗馬施設を開く準備を始めたんです。

にいなさんを突き動かしているのは、馬の魅力を多くの人に知ってもらい、乗馬人口を増やしたいという強い思いでした。

厩務員時代、引退した競走馬がお肉屋さんのトラックに乗せられていく姿を目の当たりにし、その時のことが今も忘れられないと言います。
年間に生産されている頭数を考えると、お肉になるのは仕方がないこと…でも、乗馬をする人が少しでも増えれば、乗馬の為の馬も必要になるので、お肉にならずに第二の人生を歩める競走馬が増えるはず。

そんな思いで、にいなさんの「北のうまや」は料金をかなり安く設定。500円から乗馬を体験できるようにしています。