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2022年
9月23日(金)
O.A.

【札幌市】自衛官ママの時短ワザ

今回の主役ママは札幌市に住む、みくさん36歳。1歳4か月の女の子を育てるママです。

みくさんは、札幌市南区の真駒内駐屯地で働く自衛官。「特科隊」と言って、大砲やミサイルを使って、遠くから敵を攻撃する部隊に所属しています。

まだまだ男性社会のイメージがある自衛隊ですが、仕事と子育てをどう両立しているのでしょうか?
朝5時におじゃますると、もうお弁当がほとんど完成している状態。実はこれ、夜のうちに詰めているそう。朝はごはんと卵焼きだけ入れたらあっという間に完成。朝食も味噌汁だけ作ったら、あとは作り置きのおかずを並べます。

食材は週末にまとめ買い。野菜が摂れる副菜を中心に何品か作り置きして、洗い物を減らすために、タッパーのまま食卓に出しちゃいます。

夕食用のお肉も、週末に下味をつけて冷凍していました。

意外!? 仕事と育児の両立がしやすい自衛隊の実態

自衛隊では子育て中に、保育時間の確保として特別休暇を取れる制度があるそうです。

さらに、驚いたのが自衛隊の基地の中に保育園があること。
また組織で成り立っている自衛隊ならでは、1人産休に入ったくらいで現場が回らなくなるようなこともなく、代わりが必要な役職に関しては、「代替要員」が補充されます。

1年、2年では大きくシステムや装備が変わることもない為、産後復帰もしやすい環境だと言います。

みくママのベストバイ 肉料理がにラクになる「カンタン酢」

パパも同じ部隊で働く自衛官なので、帰る時間もだいたい同じ。みくさんが保育園にお迎えに行っている間に、パパは先に味噌汁を作っていました。

娘のかんなちゃんをパパにバトンタッチして夕食作り開始!

登場したのは、巨大な業務用の「カンタン酢」。これだけで肉料理がおいしくなるので、重宝しているそうです。

仕事は代わりがいても ママは一人

人一倍責任感が強く真摯に職務に向き合う姿勢が評価され、新人女性自衛官を指導する教官を務めたこともあるみくさん。

出産後も今まで通り100%の力で働き、子育ても両立していけるのか、不安があったと言います。そんな時に、尊敬する先輩自衛官がかけてくれた言葉で気が楽になり、今も心に留めています。
「育児と仕事は両立できない。持ち点は100しかない。仕事で100求めてしまって育児で100求めてしまうと、オーバーしてしまう。」全てを完璧にこなそうとせずに、【仕事30、育児50、妻業20】くらいのバランスを心がけている。

「仕事は代わりがいても、母親は代わりがいない」そう話していました。