7人育てるラーメン店経営ママ「子どもたちが一番の理解者」きょうだいで助け合ってやりたいことを応援「多くの人と触れ合い前を向けるように」【ママドキュ】
バターと生クリームをブレンドし、エシャロットやアンチョビなどが入った「私のフランス料理」もお気に入り。
「私のフランス料理」をフライパンに溶かし、エビとタコを炒め、半分くらい火が通ったら、そこにトマトソースを投入。
さらにオリーブと鶏ガラスープを加えたら「エビとタコのトマトソース煮」の完成です。
実はこのおばんざい、家族の夕食も兼ねて作っています。
帰宅が遅くなってもすぐに食べさせられるように、ついでに夕食を作ってしまうという作戦。
だから、ラーメンとおばんざいのお店になったんです。
2022年3月に取材した当時は、お店を始めて4年。ちょうどコロナのまん延防止期間で今までで一番お客さんが減ったのだそう。
午前11時に開店し午後5時の閉店まで、この日の来店客は21人。おばんざいも6個しか売れず麻美さんは気を落としていました。
でも家に帰れば、フードロスレスキュー隊たちがお腹をすかせて待っていてくれます。
「家族が多くないと思う存分おばんざいを作れない。なるべく捨てないようにはしたいので」と麻美さん。
「ごはんもうちょっと持ってくる? いっぱい食べて大きくなってください!チャーハンもあるよ?」とすっかり母親の顔になった麻美さん。
「いい母親です。ご飯作ってくれるので」と次男の茉於くん。
「(母は)かっこいいなと思います。何でもできるんですよ。そういう所を尊敬しています」と三男の藍くん。
藍くんは麻美さんのビールがなくなると、何も言わずにおかわりを食卓に。晩ごはんが終わると料理の勉強と晩酌の時間です。
麻美さん、実は結婚を3回していて、子どもたちはお父さんもそれぞれ違うんです。
振り返ると苦労をかけたことも多かったといいます。
「こういう言い方すごく子どもたちに失礼なんですけど、私自分が親だと思っていなくて。友達といる感覚。子どもたちが一番の理解者」と話す麻美ママ。
兄弟で助け合って、やりたいことを応援してくれる子どもたちに感謝しています。