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【話題の青春小説】札幌のお笑いコンビ・スキンヘッドカメラの岡本雄矢が描く、短歌と笑いが紡ぐ『僕の悲しみで君は跳んでくれ』誕生秘話…最初はタイトルだけが決まっていた

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「あの頃」を思い出したいすべての人へ

スキンヘッドカメラ・岡本(左)とシモ(右)

スキンヘッドカメラ・岡本(左)とシモ(右)

――「応援したくなる物語」になっていますが、どんな人に読んでもらいたいですか?


 「編集者さんが青春の延長線みたいなキャッチフレーズをつけてくれて、内容自体が高校時代の友達と再会して、何か一つの物事をやり遂げようみたいな話なので、高校卒業してちょっと大人になって、その昔の友達と疎遠になって、あまり会わなくなったなと思っている人とか、高校時代楽しかったなと思っている人に読んでもらうと嬉しいなと思います。

 青春小説と言われていますが、50代以上の方に結構刺さったとか、年が上の方でも読んでみてあの頃を思い出したと言っていただけることも多いので、もちろん高校生にも読んで欲しいですけど、結構上の方にも読んで欲しいというのはあります。僕は札幌出身で北海道しか知らないので、札幌に近い町が舞台ですので北海道の方には読んでほしいなと思います」

――お笑いコンビ「スキンヘッドカメラ」の相方シモさんや周囲の反応は?

 「シモは、短歌の本を2、3冊出したときはそうでもなかったですが、最近は会うと敬語になってきましたね。“先生”扱いされているのか、タメ口で話しかけてくれなくなりました。少し話しづらく感じることもあります。なんか変な尊敬の眼差みたいな感じです。

 この本が、コンビ格差といった声もあるので、シモがどう思っているのか、たまに喋ったりしますが、この本がきっかけで一緒に出る機会があったりすれば嬉しいということなので、応援してくれていますね。

 周りの方々も買ってくれたとか、ちゃんと読んで感想をくれた方はまだそんなにいませんが、Xでは『買ったよ』という投稿が上がっていてとてもありがたく思っています。
でも自分が逆の立場だったら応援できるかなとか思ったりしますね。なんか羨ましくなっちゃうと思います。でもみんないい人で、応援してくれてとても嬉しいですね。

 札幌吉本の支社長とマネージャーさんは、活字が2人とも得意ではないということと、お忙しいということもあり、まだ読んでないと言っていますが読もうとはしてくれています。でも今後、『オーディオブック』も出る予定ということで、耳で楽しんでいただけるようにもなると思います」


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