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【コメ争奪戦】通販サイトで備蓄米の予約販売スタート 楽天やアイリスでは即完売…道内企業では「コープさっぽろ」店頭で6月下旬から販売の見通し―今回放出の“古米”どんな味?おいしく食べる方法は

政治 社会 友だち追加

 宮城県のアイリスオーヤマの精米工場に届いた随意契約の備蓄米。


 2022年米、12トンの精米作業などが5月29日から始まりました。

 アイリスの通販サイトでは、備蓄米5キロ2160円で29日から予約販売が開始に。

 サイトには「政府備蓄米」と表記され、1か月1人1袋までの購入制限があります。

 販売開始の午後1時。サイトにアクセスすると…

 「予約が始まりましたが、アクセスが集中し、画面が進みません」

 「あっ進みました」

 「購入の手続き画面に進みましたが、画面が進みません。あっ完売ですね」(八木隆太郎フィールドキャスター)

 今回、購入できた人には、6月1日から配送される予定です。

 また、楽天グループも、29日正午から特設サイトで予約を開始。

 「生活応援米」として5キロで2138円、6月20日販売となっています。

 しかし、数分もたたずに売り切れに。安い備蓄米への関心の高さが伺えます。

道内でのコメ販売の見通し

道内でのコメ販売の見通し

 政府は、29日に備蓄米を申請した大手スーパーなど61社を公表。


 北海道内企業では、コープさっぽろが2021年産1500トンの申請が確定していて、店頭では6月下旬から、トドックなど宅配は7月初旬以降で販売をする見通しです。

 アークスも、2021年産150トンの申請が確定しています。販売時期などは、検討中としています。

 また、札幌市東区の松原米穀も100トンを申請。石狩市に精米工場をもっているため備蓄米が届き次第、いち早く販売したいとしていますが、販売方法などを検討しているという事です。

こめしん 徳山淳一取締役会長

こめしん 徳山淳一取締役会長

 農林水産省は30日から、中小のスーパーや米屋を対象に、2021年産の備蓄米の申請受付を始めます。


 夕方、その説明会がオンラインで開かれ、釧路市に本社がある米専門店の「こめしん」の会長も、熱心に話を聞いていました。

 「今回の備蓄米は、うちは取らないという考え方ですね。理念で、こめしんの“しん”は新米の”しん”や、信頼の“しん”。販売はその場で精米する、鮮度を追求するという理念がある。3年前、4年前の米を売るということは、理念に反することになると思う」(こめしん 徳山淳一取締役会長)


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