<ススキノ首切断>『おじさんの頭持ってきた。カメラマンするでしょ? 私の作品見て』弁護側が明らかにした"いびつな家族関係と猟奇的犯行"「娘と一緒に暮らせなくなる日がすぐそこまで来ている」■裁判詳報■
■瑠奈さんに起こった出来事②
・修さんによると、瑠奈さんは性行為自体には同意
・相手が避妊しなかったことに対し、落ち込むとともに強い怒りの気持ちを持っていた
・浩子さんに対して瑠奈さんは、相手が「謝ったら許してあげる」と言っていた
・6月中旬、瑠奈さんは修さんとともに、すすきので相手の男性を探した
・男性を見つけて、7月1日に会う約束をした
■瑠奈さんが男性を探した目的
・会ったらSMプレイをすると言っていた
・瑠奈さんは以前からSMへの興味、女王になりたいと言ってSM関連のグッズを購入していた
・会う約束をした約1週間後、クラブで知り合った男性とSMプレイ
・修さんとSMプレイの練習、浩子さんはSMプレイに使用するスカーフを購入
・瑠奈さんは男性に会うのを楽しみにしていた
・浩子さんは一度トラブルになった男性と会わせたくなかった
・止めたところで行かないというはずもなく、止められなかった
■瑠奈さんと会わないよう男性に懇願
・修さんと浩子さんは、瑠奈さんと男性を会わせたくなかった
・浩子さんは、瑠奈さんがやくざの組長の娘であるという架空のシナリオを作り、警告することを考えてメモを作成
・修さんは何度か男性に電話
・7月1日の午後、初めて男性に電話がつながり、修さんは持ち合わせ場所に行かないよう頼む
→男性は「向こうも会いたがってるわけだから。」と拒否
・やむなく修さんは、瑠奈さんが嫌がることをしないように男性にお願いした
■事件当日~翌朝
・修さんと浩子さんは瑠奈さんが男性とSMプレイをしにいくと思っていた
・事件は7月1日23時頃
・翌日の朝方、浩子さんは浴室に見慣れないプラスチックのケースと、そこに入った黒いゴミ袋のようなものを目撃
・瑠奈さんが嫌がるので、黒いゴミ袋が何かは確認していない
・瑠奈さんから「おじさんの頭を持って帰ってきた」と聞かされる
・浩子さんは半信半疑だったが、頭部のない遺体発見の報道を見て、瑠奈さんの言葉が本当ではないかと考える
・恐ろしくて袋の中身は確認していない
■浩子さんの見た「地獄」
・瑠奈さんから「見て。」と言われる
・あまりに普通の言い方だったため警戒せずに浴室へ行く
・浴室洗い場に、皮をはがされた頭部が置いてあった
・「この世の地獄がここにある」深い絶望感
・瑠奈さんは損壊された頭部の(写真)を浩子さんに見せようとする
→浩子さんが手を引っ込めると、「ちゃんと見て!」と強く言ってカメラを持たせる
■動画撮影の依頼
・7月7日、瑠奈さんが浴室で作業をすると言って、浩子さんに動画の撮影を頼む
・具体的に何をするのかは浩子さんは聞いていない
・浩子さんは頭部を直視できず、理由をつけて断り、修さんに助けを求めたところ、修さんが撮影を了承
・浩子さんは損壊を撮影するといった具体的なことを伝えていない
・修さんが外出してしまったため、再び瑠奈さんから撮影を求められる恐怖
・「撮影カメラマンするでしょ?」→ 瑠奈さんに見られてもいいよう平静を装ったLINEを送信