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<ススキノ首切断>『おじさんの頭持ってきた。カメラマンするでしょ? 私の作品見て』弁護側が明らかにした"いびつな家族関係と猟奇的犯行"「娘と一緒に暮らせなくなる日がすぐそこまで来ている」■裁判詳報■

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父親の修被告は精神科医だったが…

父親の修被告は精神科医だったが…

■瑠奈さん18歳頃からの変化②
・その時々で話し方や様子が別人のようになるときがある
・時折虚空を見つめて、妄想上の恋人(ジェフ・ザ・キラー)との会話も繰り返す
・精神が不安定になると、発狂したように意味不明な言葉を叫ぶ、自宅の壁を殴って穴を空ける、さらに自傷行為や自殺未遂をしてしまう
・修さんは瑠奈さんの妄想を肯定も否定もしないというスタンス、浩子さんは瑠奈さんの妄想を否定しないよう細心の注意を払って生活
・瑠奈さんの希望は可能な範囲でかなえるようにしていた
・瑠奈さんの妄想上の恋人であるジェフとの結婚披露宴(儀式)にも参加


■瑠奈さんと両親の生活
・田村家の自宅は、瑠奈さんが小学生の頃までは、普通に整理整頓された家
・瑠奈さんがゴミも含めて物を捨てるのを嫌がるようになったため、自宅内は瑠奈さんの物やゴミであふれかえるように
・事件直前は、もはや足の踏み場もほとんどない
・居間は浩子さんが寝起きするスペースを確保するのがやっと、修さんは自宅で寝るスペースがなく、ネットカフェで寝泊まり
・修さんは出動前あるいは退勤後必ず自宅によって、浩子さんに頼まれた買い物をしたり、浩子さんの作った食事を受け取る
・一人では外出できない瑠奈さんがゲームセンターやドン・キホーテなどに行きたいと言ったときには、送迎もしていた

イベントの場には2人を見守る修被告の姿が…

イベントの場には2人を見守る修被告の姿が…

■瑠奈さんに対する治療
・今から6年ほど前、通院先から、多重人格や統合失調症の要素を満たすとされていた
・ただし、障害者年金を受給すること、自殺未遂を繰り返していたこともあり、診断名としては"躁うつ病"
・その後、クリニックにも通わなくなり、修さんが薬を処方するように
・統合失調症の治療薬である抗精神病薬については、体調が悪くなると訴えるため、数回飲んだ程度でやめ、抗うつ薬を服薬


■弁護人立証予定
・浩子さんら両親と瑠奈さんは、周囲から見ると非常に特異と評価される親子関係
・両親が瑠奈さんの言葉を否定したりすることができない状況にあったことについて
  →修さんの証人尋問および、浩子さんの被告人質問により立証する予定


■頭部が自宅にあることを知った経緯
・令和5年5月28日 瑠奈さんの希望で「キングムー」閉店イベントに修さんが連れて行く
・瑠奈さんがいわゆるクラブという場所に行ったのはこれが初めて
・瑠奈さんは数年前からホラー映画やSMに興味
・昨年2月頃からは怪談バーにも行くようになったが、うつ症状は変わらず
・修さんと瑠奈さんがイベントに行っている間、浩子さんは自宅
・午前7時半頃、瑠奈さんがキングムーで知り合った人と意気投合してラウンドワンに行くという連絡
→両親以外の人と交流がない瑠奈さんにとって大きな前進、浩子さんは喜ぶ


■瑠奈さんに起こった出来事①
・キングムーでカラオケに誘われて付いていったら、ホテルに連れていかれた
・避妊せずに性行為をされた
・避妊していないことを指摘したら誤魔化された
・ホテルを出た後、修さんにクリニックに連れて行ってもらいアフターピルを処方してもらった
・このときの相手が、本件事件の被害者男性


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