【コンサドーレ】MF青木亮太が体調不良で欠場…今シーズン初スタメンの宮澤裕樹「自分たちの時間帯で仕留めきらないと」2位・大宮に0-1惜敗し連勝ならず…GW5連戦は黒星スタート
<J2第11節 RB大宮アルディージャ1-0北海道コンサドーレ札幌>
明治安田J2リーグ第11節、北海道コンサドーレ札幌(17位)は4月25日(金)、NACK5スタジアム大宮(埼玉県さいたま市)で、RB大宮アルディージャ(2位)と対戦しました。
ホームで勝利をあげた前節、ボランチで先発出場したMF青木亮太選手(29)が体調不良のためメンバー外に。代わってMF宮澤裕樹選手(35・伊達市出身)が、今シーズン初めてスターティングイレブンに名を連ねました。
「たくさんのサポーターの皆さんにNACK5をホームにしていただいた」と岩政大樹監督(43)が話したように、アウェイゴール裏を赤と黒に染めあげた2,000人を超えるサポーターへ連勝を届けたいコンサドーレ。
試合は、守備陣がここ2試合連続で失点していた立ち上がりの時間帯をゼロでしのぐと、互いに様子をうかがう我慢の展開に。前半40分に迎えたピンチも、センターバックでコンビを組んだ家泉怜依選手(25)と西野奨太選手(20・札幌市出身)が体を投げ出して防ぐなど、前半はスコアレスで終了。
すると、大挙したサポーターへ向け攻撃する後半立ち上がり、コンサドーレが試合のペースを掴みます。
後半8分、自陣でルーズボールを拾ったDF高尾瑠選手(28※高ははしごだか)が密集をドリブルで突破し持ち上がると、MF近藤友喜選手(24)へ。折り返しをファーサイドのタイ代表MFスパチョーク選手(26)がシュートを放ちますが、大宮のGK笠原昴史選手(36)の好セーブに阻まれます。コンサドーレは後半15分までに、相手ゴールに迫るシーンをいくつも創出しますが、ネットを揺らすことができません。
「いいリズムでゴールに迫る時間帯で、仕留めきらないといけなかった」
試合後、宮澤選手がそう語った通り、チャンスを逸した直後の後半22分、サイドからのクロスを大宮のFW藤井一志選手(23)に決められ、先制を許します。
攻勢に出たいコンサドーレはMF長谷川竜也選手(31)とFW白井陽斗選手(25)を同時投入し、攻撃の活性化を図ります。すると、後半31分、MF田中克幸とのワンツーで抜け出した白井選手がマイナスのパス。これを受けた長谷川選手がダイレクトで狙いますが、ボールは枠を外れます。
その後も同点ゴールを狙い続けたコンサドーレですが、得点には至らず。ゴールデンウィークの連戦は0-1の黒星スタートとなりました。
次節は4月29日(火・祝)に、中3日で行われるvsV・ファーレン長崎(大和ハウスプレミストドーム)。宮澤選手は下を向いている時間はないと、ホームでの勝利を誓いました。
「自分たち側の席が上まで埋まって。本当に熱い声援を送ってくれましたし、なんとかその期待に応えたかったですけど、結果的に悔しい思いをさせてしまいました。またすぐ自分たちには試合があって、皆さんを喜ばせるチャンスが巡ってきますから。ホームでしっかり勝ち点3をとれるように、みんなが笑顔で帰れるようにしたい」