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【北海道ヒグマ事件】知床の羅臼岳で登山者がクマに襲われ死亡―DNA鑑定の結果、男性を襲ったのは遺体の近くで駆除された"母熊"と断定

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■クマに襲われ藪の中に引きずり込まれた登山者

斜里町の羅臼岳登山道付近で目撃された3頭の親子グマ(8月4日撮影:視聴者)

斜里町の羅臼岳登山道付近で目撃された3頭の親子グマ(8月4日撮影:視聴者)

 8月14日、夏山シーズンを迎え、多くの登山客でにぎわっていた北海道・知床半島の羅臼岳で、ひとりの男性登山者が命を落とすという衝撃的な事故が起きた。


 被害に遭ったのは26歳の男性。標高約550メートル付近を友人の男性とともに下山していた際、突然ヒグマに襲われた。

 男性は太もも付近から大量に出血し、藪の中へと引きずり込まれたという。

■損傷の激しい遺体…近くに3頭の親子クマ

男性が襲われた羅臼岳

男性が襲われた羅臼岳

 翌日、捜索隊が登山道を進むと、現場付近で血に染まったシャツや財布などを発見。


 さらにその先の茂みの中から遺体が見つかった。下半身は猛獣によるとみられる激しい損傷を受けていた。

 また、遺体の近くには親子とみられる3頭のクマの姿も。危険を避けるため、ハンターによって3頭とも即座に駆除された。

 しかし、本当にこのクマが男性を襲ったのかどうかは、まだ明らかではなかった。

■DNA鑑定で"男性を襲い死亡させた個体"と判明

多くの観光客でにぎわう知床半島(資料)

多くの観光客でにぎわう知床半島(資料)

 北海道の研究機関が鑑定を進めた結果、19日になって、男性の衣類に残されていた毛や唾液のDNAと、駆除された母グマの肝臓のDNAが一致したことが判明した。


 道は、このクマが男性を襲った個体であると断定した。

 2005年に世界自然遺産に登録された北海道・知床。登録以降、登山者がクマに襲われ死亡したのは初めてのケースとなる。

 観光客によるクマへの餌やりなど、非常識な行為が目撃されることもあり、人とクマの共存のあり方が改めて問われている。



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