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【ヒグマ駆除のマチに苦情】『クマ殺すな!どこで判断したんだ?』抗議電話相次ぐ…新聞配達員の男性が襲われ死亡・住民の不安が続くなか、町外からの電話対応で業務に支障も<北海道福島町>

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町内で目撃されたヒグマ(撮影:視聴者)

町内で目撃されたヒグマ(撮影:視聴者)

 新聞配達員の男性がヒグマに襲われ死亡した北海道南部の福島町で、7月18日未明、クマ1頭が駆除されました。


 7月12日に新聞配達員の男性が襲われた場所から、約800メートル離れた場所でした。

 福島町によりますと、駆除されたクマは体重218キロ、体長2メートル8センチの大きさでした。年齢は推定で8~9歳だということです。

 町内には、少なくとも、もう1頭別のクマが徘徊しているとみられ、今回駆除されたクマが男性を襲撃したクマと同一個体化かは分かっていません。

男性は100mも引きずられ草むらの中で遺体でみつかった

男性は100mも引きずられ草むらの中で遺体でみつかった

 一方、福島町によりますと、役場には苦情電話が相次いでいます。


 12日から18日までにトータルで約50件ほど電話があり、そのほとんどが町外からの連絡だとみられています。

 「クマを殺すな」「市街地での発砲での駆除はどこで判断したんだ」などという内容だといいます。

 市街地に出没している別のクマへの警戒。選挙も抱える中で、町は、電話での対応業務にも追われ、対応に苦慮している状況だということです。


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