ドラマ「北の国から」の脚本家・倉本聰さんが明かす制作秘話と“変わってほしくない”富良野への思い―再放送が照らす観光と環境の葛藤
今も富良野はオーバーツーリズムという問題に直面しています。
「観光客が大勢いてお金の出入りはあると思うけど…」(富良野市民)
「自然というものはやはり人間が過度に住んでしまうとどうしても汚していく」
「あまり宣伝したくない、地元を。かといってこの美しさは皆に見てほしい」
「その両方のバランス」
「あまり変わってほしくないというのが一番」(いずれも倉本さん)
初回放送から44年。
「北の国から」の再放送が10月6日から始まります。
「『北の国から』の時代にはスマホはなかったんだということをもっと切実に肌身で感じるだろうと思う。その時どうしたんだろう?と」
「今見る人はこれから発見していくのも面白いだろうと思う。自分たちが忘れていたものを」(いずれも倉本さん)