ヘアカット中に水遊び…でも大丈夫!発達障がいのある子の散髪受け入れる理容室 「切れた」の自信で社会とつながる"第一歩"に 親の気持ちも軽く〈札幌市〉
 頑張っているのは苦手な理容室だけではありません。
 家ではお母さん手作りのカードを使って、自分の気持ちを伝えるトレーニングをしています。
 「パパ、ポテチちょうだい」(瑛斗くん)
 「物の名前でしか言えなかったのが、『何々ちょうだい』まで言えるようになった」(瑛斗くんの母)
 瑛斗くんのペースで一歩ずつ。
 親子に向き合う、中川さんが願うこと。
 「社会性とかをうちのヘアサロンで身につけてもらうというか、第一歩として踏み出せるような場所になってくれたらいいなと感じているので。カットできたことで自信がついて、次のこともできる、みたいな。そういうお店になれたらと思ってます」(ヘアーサロン中川 中川さん)
 来た時より、髪も心もちょっと軽くなる。
 そんな場所でありたいと願っています。

















