北海道民なら知っている!? 男の子がスーパーで“ひやむぎ”を探す「マルナカ」のCM…令和の今も“昭和風”のレトロな映像が流れ続けるワケ…実は2週間だけ放送された“幻のCM”が存在した!
しかし、わずか2週間しか放送されなかったそのワケとは?
「誰も覚えてくれなかった」(村上社長)
権利の関係から実物をお見せすることはできませんが、どのようなものかイメージしたイラストを街の皆さんに見てもらうと。
「全然違う」
「こんなCMを放送していたのは全然知らなかった」
「印象が残らない。前のCMの方が印象づけられる。男の子の買い物のシーンの『なかった』というセリフとかね」(すべて北海道民)
満を持して制作した新しいCMへの反応は、ほとんどなかったといいます。
「結構な予算をかけて作ったが、誰も反応してくれないので『古いCMを放送した方がいい』ということになった」(村上社長)
実は現在のCMは2024年までの5年間、新型コロナの影響で放送を自粛していました。
しかし、この夏復活を遂げたのです。
映像は30年以上変わりませんが、ナレーションは10年ごとに録り直してきました。
当初は男の子の声を録音して使っていました。
「録音するときに男の子がひどい風邪をひいていて、『マルナカ』が鼻が詰まって『まんなか』に聞こえてしまった。この方が印象に残るからいいと言われて、いまだに『まんなか』と言っている」(村上社長)
北海道民の心に沁み込んだこのCM、2025年の放送は7月で終了しました。
また会えるかな?