5歳と1歳の姉妹を育てる“花農家ママ”子どもたちに花を教える活動 “花育”にもチャレンジしたい!夫婦の夢は「花のアミューズメントパーク」【ママドキュ】
丸山農園は、新篠津村で50年続く切り花農園。主に冠婚葬祭に使われる花を1年を通して栽培しています。年間10品種、15万本ほど。
お盆シーズンは仏花の需要が高まり、収穫作業で大忙しです。
正午に昼食。
お昼休憩の夫婦の楽しみは、かき氷。熱中症対策も兼ねています。
100円ショップのシロップは、たくさん種類があって、いろいろな味を少しずつ食べるのにちょうどいいサイズ。
さきさんが花農家に嫁いだのは6年前。でも実は結婚前も花に携わる仕事をしていた花のプロなんです。
「もともとお花屋さんになりたくてお花屋さんで10年ぐらい働いて、そこから結婚式場でブーケを作ったり、人の幸せになるところも一緒に見てみたいなと思って」とさきさん。
販売するだけではなく、花が人を幸せにする瞬間に立ち会いたいとの思いで結婚式場でのフラワーアレンジメントも手がけてきました。
そんなさきさんが偶然出会い恋に落ちた男性が、まさかの花農家の2代目。
結婚を機に新篠津村へ移住したものの、育休後はブライダルの現場に復帰するつもりだったそうです。
ところが、現実はそう簡単ではありませんでした。
新篠津村は積雪が2m以上になることもある豪雪地帯。札幌まで通うのは現実的に難しく、大好きだったブライダルの仕事は諦めることに。
2代目の夫・のりふみさんと、生産者として歩むことを決めました。
「お花の扱いはピカイチ。お花屋さん目線のトレンドの色とか知っているので取り入れながら、チャレンジして取り込めることが増えました」と、のりふみさん。
「自分の好きなようにできるから生産者の方が合っていたのかもしれない。(前職で)勉強したことを生産者側でも活用できる。生産者になってからお花屋さんに発信できることもあるから良かった」と、さきさんは話します。