"2010年の南米チリ地震"以来15年ぶり…海外で発生した地震で「津波警報」<北海道>
海外で発生した地震で北海道に津波警報が発表されたのは2010年の南米・チリの地震以来です。
2010年2月27日、南米・チリで地震が発生し道内では翌28日に太平洋沿岸の東部で92センチ、中部で67センチ、西部で53センチなどの津波を観測しました。
海外で発生した地震で道内に津波警報が出るのはこのチリ地震以来となり15年ぶりです。
このときは26の自治体があわせて約5万世帯、10万人に避難指示や避難勧告を発令し、28日夜の時点で釧路市などで約3000人が避難しました。
道路や港の施設が冠水したほか交通機関が大幅に乱れましたが、人的被害は報告されていません。