ロシアのカムチャツカ半島付近でマグニチュード8.7の巨大地震…現地では市街地の広い範囲に津波が押し寄せて建物が浸水…一部が倒壊した幼稚園の映像も…北海道各地の満潮時刻は30日午後6時~午後7時ごろ
7月30日朝、ロシアのカムチャツカ半島付近で発生した巨大な地震により、北海道の太平洋沿岸に津波警報が発表され、引き続き警戒が必要です。
30日午前8時28分ごろ、ロシアのカムチャツカ半島付近でマグニチュード8.7の巨大な地震が発生しました。気象庁は北海道太平洋沿岸に津波警報、オホーツク海沿岸と日本海沿岸北部に津波注意報を発表しています。
別の水産加工工場から撮影された映像でも津波が押し寄せ、沿岸の建物が浸水、多くの物が流されているのがわかります。
SNS上には場所は不明ですが、車がすでに津波に飲み込まれている映像もあります。
すでに押し寄せている津波の被害が明らかになってきました。
また、建物の一部が倒壊した幼稚園の映像もありました。
被害の情報は入ってきていませんが、建物の被害から揺れの大きさが伝わってきます。
道内で観測された津波は、午後1時11分に浜中町霧多布で60センチを観測したほか、えりも町庶野で50センチ、十勝港、苫小牧東港、根室市花咲で40センチ、釧路、紋別港、枝幸港で30センチなどとなっています。
道内各地の満潮時刻は、午後6時~午後7時ごろとなっています。
引き続き、津波警報が発表されている間は、避難を続けてください。