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店舗設計から地域活性までワンストップでプロデュース 「ストアプロジェクト」間宮なつきさん #BOSSTALK

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地域の活性化に向け、開業したエブリ 江別産オリジナル商品を積極的に開発

赤レンガの工場をリノベーションした複合商業施設「EBRI]

赤レンガの工場をリノベーションした複合商業施設「EBRI]

――事業を引き継がれてからの物件は?

「商業施設のエブリは江別市さんとタッグを組み、地方創生、地域活性化に向け、(レンガ工場跡を再生し)父と一緒に作りました。お客さまから『エブリのオリジナル商品がない』という声が上がっていました。父は商品作りを断固拒否していましたが、亡くなったこともあり、エブリのブランディングをさらに浸透させるとともに、江別には本当に良い素材がたくさんあり、江別の方々が元気になる商品を開発するため、コンセプトストアを作りました」
――商品の購入された方や、江別の方からはどういった声が届いていますか。
「江別らしいものができたと評価され、すごくうれしかったです。例えば、ビーツは江別では生産していませんが、粉末にする工場があり、粉体は江別産。この粉体をスープに入れると、ピンク色になってかわいいので、女性の方に人気です。コンセプトストアはピンクを基調にデザインしています。江別産やおいしさ、オーガニックなどにこだわり、地元特産なのに、あまりフォーカスされていない商品の開発に力を入れています」

"繁盛"に向け、新事業にチャレンジ 北海道の発展に貢献するのが使命

だれかの繁盛につながることを、ぜひやっていきたい

だれかの繁盛につながることを、ぜひやっていきたい

――設計して建物を建てる(当初の)仕事の領域を超えたところに足を踏み入れられていますね。

「住む、泊まる、旅行する。その一連の流れの中で、楽しくなることに貢献ができたらうれしく思います。うち会社には『心に残る繁盛のかたちを。』という経営理念があります。この繁盛は父からもらった言葉です。心が繁盛する―。例えば、すごいホテルに泊まって、とても良い時間を過ごすとか、こんなにおいしいものを今まで食べたことがないという体験とか、これらはすべて繁盛につながる話だと思います。だれかのアクティビティーにつながるお仕事は何でもやりたいと思います」
――こうした仕事を続ける上で、未来に向けて思い描いていることは?
「世界が今、大きく変わる中、北海道でどう楽しむか、北海道をどう発展させるか―に貢献することが、私がやるべきことだと思います。ボストークに出演される方々は、いろいろなことで北海道を存分に楽しもうとしています。私もだれかの繁盛につながることを、ぜひやっていきたいと思います」
――繁盛は自分だけでなく、北海道のみなさんが繁盛するという意味ですね。
「北海道が繁盛すれば、もっとみなさんが輝きます」



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