元オリックス選手が故郷の高校野球部を復活、監督に就任!第2の人生の目標は“ゼロからの甲子園出場”町外から来た4人の選手との青春が始まる
■町外から4人が森高校に入学 「甲子園で勝つことを目標に」吉田監督が夢舞台目指す
そして2025年4月。野球部に入るために4人の生徒たちが森高校に入学してくれました。4人は町外からの入学。吉田監督の活動を知り、森町での生活を決意しました
隣接する八雲町から入学した管井裕哉くんは朝6時に起きて通学。札幌からやってきた三上陽斗(ひなと)くんは「吉田監督は元プロで知識も豊富、少しでもレベルの高いところで野球がしたかった」と入学した理由を語りました。
選手たちは、八雲町から通う管井くん以外は寮生活。
去年長男が生まれたばかりですが、吉田さんは寮監として、ほぼ毎日寮で寝泊まりをします。
「早いうちに森高校の単独出場をしたいと考えています」と、目標を語った吉田さん。
メンバー4人の森高校は、春季大会で八雲高校との連合チームで出場しました。
「来年度も新入生に入部してもらい、甲子園で勝つことを目標に活動していきたいです」と自身も出場した甲子園を目指します。
■第2の人生で向き合った過去 「いずれは森町に来てほしい」尊敬する先輩との再会目指す
現在、オリックスには吉田さんと同学年の若月健矢選手(2013年・ドラフト3位)や、宗佑磨選手(2014年・ドラフト2位)など”年齢の近い”主力選手が多数います。
元チームメイトの活躍に「現役時代はライバルだったので、純粋に喜べない部分がありました」当時の感情を明かしました。
ただ今は違います。「新しいチャレンジを始めて、素直に彼らに負けたくないと思えるようになりました。ステージは違うけど、彼らには胸を張って話ができるような取り組みをしていきたいと思います」