【讃岐?福岡?いいえ、増田うどんです】札幌で本格うどんを提供する「増田うどん」に密着!二大看板「肉うどん」「ごぼ天」誕生の背景にはある“こだわり”が…<北海道>【満席メシ】
午前11時、のれんがかかって、いよいよ営業開始です。
続々と入店するお客さん。あっという間に3組が着席。
注文を受け付ける前に、なんと麺がゆで始められています。
「理想はお客様が席に着いたと同時に、うどんが到着するのがベストですよね」(藤田さん)
麺を茹でる時間はきっちり7分。
藤田さんの高速麺洗い、田中さん得意のダブル湯切りが炸裂し、早くも肉うどんが完成です。
最初のお客様への提供時間は、注文からわずか8分35秒。
「最速でいいもの&丁寧なものがこだわり。そこまで気を使わないと生き残れないと思っていますね」(増田社長)
そんな渾身の一杯、増田肉うどん。
甘く煮込まれた牛肉には旨味が凝縮。
バランスのとれただしとコシのある麺が、絶妙なハーモニーを奏でます。
「あまり北海道にないですよね。急に食べたくなります」
「お肉に味がしみていておいしい」
「旭川から来ました。旭川にもないからおいしいです」(いずれもお客さん)
厨房に戻ると、藤田さんがぶっかけうどんに着手。大きなごぼ天が乗せられました。
「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ」(別井さん)
ゆっくり味わいたいのが、ごぼ天うどん。
からっと揚げられたごぼうは、まるで食べるアート。ごぼうの風味が、うどんやだしをさらにおいしく感じさせます。
「ごぼうのサクサク感に加え、だしも効いていて、ダイナミックです」
「ごぼうに味がついているからだしと合う」
「こんなごぼうのうどん、他にない」(いずれもお客さん)
「ランダムに美しく。お客さんの心が動くようなごぼうを作るようにしている。せっかく来てくれているので、感動してほしい」(増田社長)
開店から35分、本日も満席達成。
「(Q:満席になりましたね)良かったです。若干遅いかなと思ったんですけど、(この後)午後3時過ぎまで満席だと思います」(藤田さん)
この日は雨にも関わらず、開店から早々の満席。