【最強の美肌食材をご紹介】“むき卵肌ドクター”に聞いた!「毎朝欠かさず食べる究極の“老化防止めし”は…」老けない食事術の新常識「老けの差はズバリ『食事』です」
さらに、“あること”をすると吸収率は、さらにアップするといいます。
「トマトのリコピンというのは、油とも相性が良いと言われているので、トマトのスープにオリーブオイルを垂らしてあげるとか、パスタのトマトソースとして摂取できると言われています」(工藤先生)
リコピンは、油と一緒に摂ると、さらに吸収率がアップ!
より効果を高めるなら、朝に食べるのがベストなんだそうです。
ではでは…続いての問題!
さて、老けにくいバナナはどっち?
A:緑色が残ったバナナ
B:完熟したバナナ
正解は…Aの緑色が残ったバナナ。
その理由は…。
「緑色が残ったバナナの方が『レジスタントスターチ』という『難消化性のでんぷん』が多く含まれています。この『レジスタントスターチ』は、食物繊維に似たような働きで、腸内環境を整えてくれる効果もあるので…」(工藤先生)
今回のポイントは、「レジスタントスターチ」という成分。
「レジスタントスターチ」とは、小腸で消化・吸収されずに、そのまま大腸まで届く「でんぷん」のこと。
大腸に住む善玉菌を増やして、腸内環境を整える働きがあるんです。
特に緑色が残ったバナナには、完熟したバナナよりも、多く含まれているんです。
「近年研究が進んで、腸の中の悪い細菌が作った物質が腸から吸収されて血流にのると、肌まで届いて肌のくすみとかの原因になっているということが分かっているんですね。なので、腸内環境を整えてあげるというのは、肌の状態を整えることにも繋がると考えられています」(工藤先生)
腸内環境が整うと、便秘が解消され、肌の調子もアップ!
より美肌効果が期待できるそうですよ。
老けない食事術、3つ目のポイントは、「腸内環境」を整えること!
そこで先生オススメの“最強食材”があるといいます。
「私がもし“腸活”として食品をひとつオススメするのであれば「納豆」です。納豆というのは、代表的な発酵食品ですよね。
納豆に含まれる納豆菌というのは、すごく力強い存在なんです。
というのも、朝って時間がないけど、パカっと開けるだけで一品になりますし、朝はタンパク質を摂ることが最近大切だということが分かってきているんです。
本当に日本人、納豆を発明してくれてありがとうと思いながら毎朝食べています」(工藤先生)
納豆は腸内環境を整えるだけでなく、タンパク質も豊富。