寒い車内でスマホのバッテリーは本当に減りが早いの?冬の避難所で令和の時代に必要な避難所のアイテムは「テント on the ベッド」…北海道最大規模の"避難訓練"に参加 北海道北見市
避難所でもプライベートな空間を確保できるようになっています。
「寝心地いかがですか?」(狐野アナ)
「枕が欲しいですね。でも、落ち着きますよ」(参加者)
参加者はこの日、各テントで就寝しました。
翌朝、北見市の外気温は、氷点下14℃程でしたが、テント内はプラス11℃もありました。
北海道は例年だと、1月下旬から3月にかけて低気圧が通過しやすい時期です。
12年前には、雪で立ち往生した車の中で、親子4人が一酸化炭素中毒で命を落としました。
雪で立ち往生した場合は、エンジンを切ることが大切になりますが、今回、エンジンの切った車内での体験も行いました。
外気温が-7℃で開始から10分がたつと…、
「徐々に足先から冷たさがきて、今ふくらはぎまでこの冷気が到着していると」(狐野アナ)
「30分ほど経ちましたが、いかがですか?」(狐野アナウンサー)
「腰が痛いですね。この状態で1時間っていうのは難しいかな」(参加者)
車内は身動きが取れない分、寒さを強く感じました。
「車の中でじっとしていると、自分のサインをなかなか見出せません。危険なのはエコノミークラス症候群。1時間~2時間でも足を曲げたままじっとしているのは危ない」(日本赤十字北海道看護大学 根本昌宏教授)
更に参加者からは、今の時代ならではの、こんな意見も。
「スマホ触りました。外の気温とか見ていて」(参加者)
「電池の減り具合はどうですか?」(狐野アナ)
「たぶん体感より、やっぱりちょっと早い気がしてます。なるたけ充電とっておきたい」(参加者)
寒さの中、スマートフォンのバッテリーの減りが条件で変わってくるのか、同じ時期に購入した3台のスマホで検証してみました。
1台は車のフロント部分に。
そして2台は体に密着させ、このうち1台は省エネモードに設定します。
12時間後の結果は?