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寒い車内でスマホのバッテリーは本当に減りが早いの?冬の避難所で令和の時代に必要な避難所のアイテムは「テント on the ベッド」…北海道最大規模の"避難訓練"に参加 北海道北見市

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エンジンを切った車内で12時間放置した結果

エンジンを切った車内で12時間放置した結果

 12時間後、車内に置きっぱなしのものは、バッテリーが20%下がりましたが、体に密着させて省エネモードに設定したものは4%の減少にまでとどめられました。


 寒い車内は「密着&省エネモード」でバッテリーを長持ちさせられるようです。

 また、寒い車内での危険性について、今回の演習の責任者である根本教授に伺いました。

寒い車内の危険性

寒い車内の危険性

 まず、大雪・吹雪で車が立ち往生してしまった場合、エンジンは必ず切ってください。


 マフラーの部分に雪が詰まってしまって排気ガスがうまく流れないと、車内に一酸化炭素が充満してしまいます。

 一酸化炭素は匂いがなく、気づかないうちに症状が重くなってしまいます。

 そのためエンジンは切るべきなのですが、そうすると暖房も切ることになるため、車内はどんどん寒くなります。

 寒くなった時のリスクには血圧上昇・低体温症・エコノミー症候群などがあり、こうした災害関連死にもしっかり対策が必要です。

 では、車内に何を積んでおくべきなのでしょうか。

冬の車 チェックリスト

冬の車 チェックリスト

 まず、しっかりとした防寒着を着て運転をすることが大切です。


 さらに、寝袋は冬用を推奨。

 そして、水や食べ物。摂取することで体温が上がっていきます。

 強く推奨されていたのが携帯トイレ。1人5回分以上は必要です。

 トイレを我慢してしまうとエコノミー症候群を誘発するほか、トイレを我慢するために水や食べ物を摂らなくなると余計に体調の悪化を招いてしまいます。

 今のうちにできる冬の防災を心がけてみてはいかがでしょうか。


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