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火事で全焼した人気レストラン…店名ロゴ看板と真っ黒な石窯が残り ”店の復活”を仲間とともに目指す 北海道旭川市

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真っ黒になってしまった石窯は「復活の象徴」へ

真っ黒になってしまった石窯は「復活の象徴」へ

 「復活の象徴」は真っ黒になっていました。


 「ピザ焼いてた石窯。煙突とか汚れはすごいですけど、煙突の業者にも来ていただいて『まだ使えるよ』っていうことで何とか磨いて、きれいにして、もう一回頑張ろうと言ってくれた」(矢野さん)

 ソフトクリームを作る機械や名物のハンバーグを焼いたフライパンはもうその役目を負うことはありません。エスペリオの紹介文は焼け焦げていました。

 「思い出はよみがってきます」(矢野さん)

 お店に様子を見に来る人はあとを絶ちません。

様子を見に来る人はあとを絶たない

様子を見に来る人はあとを絶たない

 「孫にライン、メールを送ったらガッカリしていた」


 「開店しないまま店を閉じることが1番心配」(様子を見に来た人)

 火事から約1か月、建物の解体が始まりました。解体作業で傷つかないようにと石窯は作業員が守ります。

 「『今までありがとう』という感謝と、『これからまた頑張らないとな』という気持ちが強いです」(矢野さん)

 「こんな感じです」(矢野さん)

店名のロゴ看板

店名のロゴ看板

 そして、店名のロゴ看板も…


 「いいですね。これだけ残ってるというのはメッセージを感じます。『もう1回、もう1回、頑張れよ』って言ってるような感じがします」(矢野さん)

 矢野さんは復活のためにはかつての仲間が必要だと考えていました。

 「ずっと(私の)右腕。コロナがあってから退職して違う会社に働きに出てるんで」(矢野さん)

 2024年11月。

 「壁はきのう拭いてくれた?」(矢野さん)

 「手の届く限りは」(従業員)

 「ここまでってこと?」(矢野さん)

 「そうですね、あとこの裏と」(従業員)

 「だいぶきれいにはなるね」(矢野さん)

 レストラン裏の加工場は煙を浴びたものの火が燃え移ることはありませんでした。

 「(Q:煙のすすは1回、2回じゃ落ちないですか?)全然落ちない。3、4回でとれるかなって。これでもう1回か2回くらいは拭いて」(従業員)

 加工場を掃除してから10日後。

 「懐かしい感じしますよね」(矢野さん)


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