【ヒグマ速報】体長約1m~1.5mのクマが国道に“ずっと居座る”車は避けるように通過…Uターンして戻るとまだ座っているのでクラクション鳴らすも動じず〈前日にも同じ場所で目撃され同一個体か〉北海道松前町
北海道松前町の国道沿いで8月19日夜、60代の男性が車で走行中に、体長約1メートルから1.5メートルのクマを目撃しました。
【手がかりの写真】 相次ぐヒグマの目撃情報 痕跡も次々と―警戒続く北海道福島町
現場は最寄りの住宅から約500メートル離れた郊外ですが、前日も同じ場所で目撃があり、警察が警戒しています。
クマが目撃されたのは、松前町原口の国道228号の路上です。
警察によりますと午後8時40分ごろ、男性が国道228号を車で南に進んでいたところ、奥末橋の手前500メートルぐらいの場所で路上にいる、体長1メートルから1.5メートルほどのクマを発見しました。
男性は車の速度を落とし、クマを避けるように通過しました。その後クマが気になった男性はUターンして、再び目撃場所に向かいましたが、クマは同じ場所にとどまっていたということです。
男性がクラクションを鳴らしましたが、クマは逃げなかったということです。
男性は近くの駐在所に通報し、警察は現場周辺をパトロールしましたが、クマの姿や痕跡は確認されず、被害の報告もありませんでした。
警察によりますと、前日の18日夜にも同じ場所でクマの目撃情報があり、同一の個体が周辺に居ついている可能性も含めて、警戒しています。
警察は「クマを見かけても近づかず、すぐに110番通報してほしい」と注意を呼びかけています。