3年前廃船し所有者不明の“遊魚船”転覆 近くの海面に浮いていた男性→救助後に死亡確認―関連は不明「身元不明 50代? 黒いロングTシャツ姿で軽装」
北海道小樽市築港で、50代とみられる男性が海に浮いているのが見つかり、死亡が確認されました。近くには転覆した船が見つかっていて、警察が関連を調べています。
1月26日午前10時ごろ、小樽海上保安部の職員から「船舶が転覆し海面に人が浮いています」と消防に通報がありました。
通報から約20分後、消防や海保の潜水士によって海面に浮いていた、50代とみられる男性を救出しましたが、その場で死亡が確認されました。
海保によりますと、男性に目立った外傷はありませんでした。発見時、男性は救命胴衣を着用せず、黒のロングTシャツにズボンと軽装だったということです。
船は「第18かもめ丸」という遊漁船で、2020年に既に廃船していました。
海保が船の持ち主を探していますが特定できず、男性と船の関連性は分かっていません。
警察は発見された遺体の身元の特定を急いでいます。