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いじめで自殺した中1女子生徒の両親が手記公開「加害者に対し怒りが止まらない」「教員の資質としてどうなのか」...教師や札幌市教委に強い憤りも

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 札幌市の中学1年の女子生徒が2年前にいじめの影響で自殺したと、12月21日に札幌市教育委員会が発表したことを受け、女子生徒の両親が手記を公開しました。

 「子どもたちが頼るところは先生であって、その先生がSOSを聞き流すとは教員の資質としてどうなのでしょうか?」

 「いじめを訴えても対応してくれなかった娘はどんな気持ちだったのか?」(両親の手記より)

 21日、札幌市教育委員会は中学1年で当時12歳の女子生徒がいじめの影響で2年前に自宅で自ら命を断ったと発表。

いじめの影響で自殺したと発表

いじめの影響で自殺したと発表

 これを受け、女子生徒の両親の弁護士は22日、会見を開き、加害者や学校に対しての両親の悲痛な思いを代読しました。

 5枚の紙にまとめられた両親の思い。

 加害者に対しては、「娘は家族を笑顔にさせてくれる存在でした」「そんな娘をいじめの的にした加害者に対し怒りが止まらない」と憤りをあらわにしました。

5枚にまとめられた両親の手記

5枚にまとめられた両親の手記

 また、市教委が公開した資料で黒く塗りつぶされた部分が目立った点について、実際は叩かれる蹴られるなどの暴力行為があったにもかかわらず、黒塗りで伏せられた、と明らかにしました。

資料では黒塗りで伏せられたと明らかに

資料では黒塗りで伏せられたと明らかに

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