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「仲間外れや無視される」届かなかった生徒のSOS…訴え軽視し叱責も 自殺した中学生の背景に“いじめ” 調査委が札幌市教委の対応不備指摘

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 2年前、札幌市立中学校に通う生徒がいじめの影響で自ら命を絶っていたことが明らかになりました。

 市教委は十分な対応ができなかったことを認め、陳謝しました。

 「大変申し訳ない。責任を痛感している」(札幌市教育委員会 桧田 英樹 教育長)

札幌市教委の会見

札幌市教委の会見

 札幌市教育委員会は会見で、2年前、市立中学校に通う生徒が自殺し、その後の調査で生徒はいじめを受けたことによる苦痛などが強く影響したと公表しました。 

 調査検討委員会の報告書では、生徒は小学校のアンケートに「仲間外れや無視をされる」などと記載し、中学校でも継続的に苦痛を感じる行為を受けていたとしています。

 委員会は「組織的な対応に問題があった」とし、学校と市教委の対応の不備を指摘しています。 

 2013年の「いじめ防止対策推進法」施行後、札幌市でいじめの影響による自殺認定は初めてです。


 今回の経緯は以下の通りです。

死亡してからの経緯

死亡してからの経緯

【これまでの経緯】

・2021年  :生徒死亡(自宅に3通の遺書)
・   10月:市教委が「重大事態」と認定し調査開始
・2023年 2月:報告書完成
・   12月:教育長が両親へ謝罪~会見

 報告書と会見から、調査検討委員会が指摘した問題点です。

調査検討委員会が指摘した問題点の例

調査検討委員会が指摘した問題点の例

【何が問題だったのか】

 ・生徒:小学校のアンケートに「無視される」「たたかれたり、けられたりする」「いじめられている」などと回答
 →学校側:「いじめ対策委員会」を開かず、追加の聞き取りも担任に任せきりになり不十分

 ・生徒:教師に「死のうと思う」と話す
 →学校側:学校側に伝わったものの、正当に扱われず終わる。生徒の話を軽視し、叱責することもあった

 ・調査検討委員会:「いじめの認識」や「組織対応」することが欠如していたと指摘

 悩みや不安がある場合は、相談できる場所があります。

・子ども相談支援センター 0120-3882-56(24時間対応)
・よりそいホットライン  0120-279-338(24時間対応)

 一人で悩まず相談してください。


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