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“殺害発覚”遅らせる目的か 女性の自宅ベッドに付いた血痕…布団で隠す―死体遺棄の疑いで逮捕の男 捜査員約50人で山林捜索も遺体見つからず 北海道足寄町

事件・事故 社会 友だち追加

 殺害の発覚を遅らせる目的があったとみられています。

 北海道十勝地方の足寄町で女性の遺体を遺棄したとして男が逮捕された事件で、女性の自宅のベッドに付いた血痕を覆うように、布団が掛けられていたことが分かりました。

 この事件は11月10日、足寄町内の山林にスナック店経営の延本 真弓さん(66)の遺体を遺棄したとして、無職の志渡 典吉容疑者(58)が逮捕されたものです。

現場では血の付いたシーツとパジャマ

現場では血の付いたシーツとパジャマ

 捜査関係者によりますと、延本さんの自宅寝室のベッドに付いた血痕を覆うようにして布団が掛けられていたことが分かりました。

 志渡容疑者は殺害後に、事件の発覚を遅らせるため布団で血痕を隠し、シーツに遺体を包んで運んだとみられています。

 遺体を遺棄したと話す現場では血の付いたシーツとパジャマが見つかっています。

 12月21日も警察が遺体を捜索しましたが見つかっていません。22日は捜査員を増員して約100人態勢で捜索する予定です。