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「ススキノ首切断殺人」逮捕の29歳娘と両親…いびつな関係性 犯罪心理の専門家は度を越した過保護“ヘリコプターペアレント”と指摘 猟奇的事件の行方は?

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自宅は物であふれていた

自宅は物であふれていた

 さらに何者かが手袋を着用した状態で男性の所持品や男性の頭部に触れる動画なども押収。

 また犯行前には瑠奈容疑者と修容疑者が札幌市内の小売店でノコギリやスーツケースを購入していたことがわかっており、自宅からは約20本の刃物が押収されています。

 「娘が事件を起こしたのは後で知った。計画は知らなかった」(両親)

 関係者によりますと、修容疑者と浩子容疑者は共謀を否定しているということです。

 犯罪心理に詳しい東京未来大学の出口保行教授は…

「非常に珍しい事件」と語る出口教授

「非常に珍しい事件」と語る出口教授

 「事件が発生してこれだけの時間が経ってもまだ親子の関係性、関与の程度、なぜかかわる必要があったかという必然性、すべてなにも見えていないような事件は、今までの犯罪の中でも非常に珍しい事件である」(東京未来大学 出口保行 教授)

 では家族の関係性はどのようなものだったのか?付近の住民はある違和感を感じていました。

 「(修容疑者は)車から降りないで明かりをつけて何時間もいたことが多かった。7月に入ってからだと思いますけど、夜中も車置いていないこともあった」(付近住民)

付近の住民が感じた違和感

付近の住民が感じた違和感

 自宅の中ではなく、車の中で食事をとったり、自宅に帰らない日も多かったという修容疑者。逮捕当日もネットカフェにいました。

 また、修容疑者を知る医療関係者によりますと、瑠奈容疑者が幼い時からいびつな関係性だったとみられています。

 「小学校の低学年の頃、子どもの言いなりというか命令する印象、それに親が従う。親子の関係が普通じゃないなと」(修容疑者を知る人)

 関係者によりますと、瑠奈容疑者が小学校低学年の時から修容疑者と浩子容疑者が「言いなり」の関係性に感じられたといいます。さらに…

 これは事件前の5月下旬、ススキノのダンスクラブで撮影された映像です。瑠奈容疑者と被害者の男性が楽しそうに過ごす様子が映っていました。