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小学校女性教師殺人 殺害した男に求刑上回る"懲役21年"の実刑判決 「あまりにも身勝手」「反省の深まり十分あるとはいえない」 北海道釧路町

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 2023年5月、北海道東部の釧路町で元交際相手の女性を殺害したとして殺人などの罪に問われている男の裁判で、釧路地裁は15日、求刑を上回る懲役21年の実刑判決を言い渡しました。

 起訴状などによりますと、釧路市の無職、藤山功至被告は2023年5月、釧路町に住む元交際相手で小学校教師の39歳の女性の自宅に合鍵を使って侵入した上、帰宅した女性の胸などを包丁で刺して殺害したとして殺人などの罪に問われています。

殺人などの罪に問われている藤山被告(37)

殺人などの罪に問われている藤山被告(37)

 これまでの裁判で藤山被告は起訴内容を認めていて、量刑が最大の争点となっていました。

 15日釧路地裁で開かれた判決公判で井草健太裁判長は…

「犯行の計画性が高く、殺意は強固とみられる」「逆恨みによるものであまりにも身勝手」(釧路地裁 井草 健太 裁判長)

 などと指摘しました。

「犯行の計画性が高く殺意は強固とみられる」などと指摘

「犯行の計画性が高く殺意は強固とみられる」などと指摘

 その上で井草裁判長は「反省の深まりが十分あるとはいえず、刑を低減する要素が見出し難い」などとして、検察側が求刑した懲役20年を1年上回る懲役21年の実刑判決を言い渡しました。


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