北海道各地 夜空の下が赤く染まる―“低緯度オーロラ”を肉眼で観測 陸別では20年ぶり SNSでも次々投稿「家から見えた」「日本で見える日が来るとは」
12月1日夜、北海道各地で空が赤く染まる「低緯度オーロラ」が相次いで観測されています。
北海道のオーロラに詳しい星空写真家「KAGAYA」さんが午後8時30分ごろ、北海道東部の美幌峠で撮影。写真では、空の下の部分が赤く染まっている様子が分かります。肉眼でもうっすら見えたということです。
SNSでも目撃情報が次々と投稿されています。
「日本でオーロラが見える日が来るとは」
「肉眼でも赤いのが見える」
「家から見えた」
北海道東部の陸別町や北部の名寄市の天文台でも観測されていて、1日午後10時45分現在も肉眼で確認されました。
陸別町の銀河の森天文台によりますと、同町で肉眼で確認されたのは20年ぶり。11月29日に発生した太陽の爆発現象「太陽フレア」によって太陽風が放出され、地球にプラズマが到達したことが原因とみられています。