「1日に2回くらい除雪するのが常識」全国一積雪“106センチ”の幌加内町 一方で全国一冷え込み“氷点下17.1℃”の陸別町 「樹氷」が輝き冬本番の景色

　12月1日の北海道内は冬型の気圧配置が続いた影響で、全国で一番の冷え込みと積雪を観測しています。

　日本一寒い町で知られる北海道北部の陸別町です。

　朝から晴れて放射冷却が強まった影響で全国一の冷え込みとなる氷点下17.1℃を観測。

"樹氷"が観測された

　陸別町では水蒸気が冷えた樹木にぶつかって凍った「樹氷」が輝き、冬本番の景色となりました。

　札幌市でも11月29日から真冬並みの寒さでマイナス気温が続いています。

　そのほか弟子屈町川湯や富良野市麓郷などでも氷点下15℃を下回り年末年始を先取りする寒さとなっています。

　一方、全国で一番の積雪となっているのは北海道北部の幌加内町です。

　11月29日から断続的に雪が降り続き12月1日午前11時に106センチを観測しています。

　Q一晩でどれくらい降った？
「40センチくらい。靴が見えなくなるくらい」（町民）
「1日にだいたい2回くらい除雪するのがここら辺の常識」（町民）

　2日にかけても日本海側で雪が降り積雪が増える見込みで、落雪など雪の事故に注意が必要です。