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「地下銀行」の実態は?キャッシュカードを譲り受けた中国籍の男を再逮捕「逮捕状が出てるなら仕方ないね」約26万元の不正送金事件の捜査で発覚

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犯罪収益移転防止法違反の疑いで男2人を逮捕した北海道警千歳署

犯罪収益移転防止法違反の疑いで男2人を逮捕した北海道警千歳署

 他人名義のキャッシュカードを譲り受けたとして、いわゆる「地下銀行」を営んでいた中国籍の48歳の男が逮捕されました。

 犯罪収益移転防止法違反の疑いで再逮捕されたのは、東京都新宿区に住む中国籍の自営業の48歳の男です。

 男は2021年9月、東京都内で埼玉県所沢市に住む自称プログラマーの46歳の男から普通預金口座のキャッシュカード1枚を受け取り、その際に暗証番号を口頭で聞き取るなど口座を無償で譲り受けた疑いがもたれています。

 キャッシュカードを提供した46歳の男も同じ容疑で逮捕されています。

 警察は2人の関係性と今回やり取りされた銀行口座の使い道など、詳しい経緯を明らかにしていません。

 調べに対し、中国籍の男は「逮捕状が出ているなら仕方ないね」などと話していて容疑についての供述はしていません。

 一方、46歳の男は「半分は当たってて、半分は違う」などと容疑を一部否認しています。

 中国籍の男は免許を受けずに海外に不正送金する、いわゆる「地下銀行」を営み中国に約26万元を不正送金した銀行法違反の疑いで、10月4日に逮捕されていました。
 
 その後の捜査で今回の容疑が固まり、警察は10月25日に男を再逮捕し、同日、46歳の男も逮捕しました。

 警察は2人の余罪について詳しく調べる方針です。