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親の目届かない子どもの「習い事」…塾や教育現場で起こる性犯罪 どう防ぐ?"防犯カメラやスマホ持ち込まない"学びの場を守る工夫も

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 親の目が届かない子どもの「習い事」。

 教え子の少女を盗撮した塾の元講師が逮捕される事件も起きています。

 性被害から子どもをどう守ればいいのでしょうか。

 東京都内を中心に展開する中学受験の大手塾、「四谷大塚」。

 この教室に通う女の子のスカートの中を盗撮した疑いで、元講師の20代の男2人が逮捕されました。

 複数の少女が被害にあったとみられていて、「次はどの生徒を盗撮するかなど盛り上がっていた」と男らは供述しています。

 親の目が届かない「習い事」の教室で起きた事件に保護者は…。

子どもを預けることへの保護者の不安

子どもを預けることへの保護者の不安

 「子どもを預けている以上勉強に取り組んでもらいたいと思っているのに、そういう風なことがあるとちょっと残念かな」「先生が男の人だったら怖い。預けるの怖いなっていうのがある」(いずれも保護者)

 子どもを預けることへの保護者の不安。

 その対応策をすでに5年前から進めている進学塾が北海道内にありました。

 「こちらの塾では全教室であのように防犯カメラが設置されています」(福岡百記者)

 小学1年生から高校2年生を対象とした進学塾、「ニスコ」です。

 この塾では、5年前から子どもたちが学ぶ教室にカメラを設置しました。

防犯カメラを設置

防犯カメラを設置

 なぜ設置に踏み切ったのでしょうか。

 「(以前から)教育業界の不祥事が頻繁に起きていたので、塾でも必要と考えて防犯上設置した」(ニスコ 青木史徳 本部長)

 設置当初、講師や生徒に監視されているような戸惑いがあったといいます。

 「講師を始めた当初は(カメラの存在に)緊張感があったが、慣れていくにつれ当たり前のことになった」(ニスコ 金岡義高 講師)

防犯カメラを設置した当初は、講師や生徒に緊張感があったということですが、現在は当たり前の存在になっています。

 さらにこの塾では、ほかにも工夫が。


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