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【陸上】15歳 ドルーリー朱瑛里“もっとキレのあるラストスパートに”ホクレンDC千歳大会

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 陸上の中長距離強化を目的に開催されているホクレン・ディスタンスチャレンジは7月15日、第5戦が千歳市の青葉陸上競技場で行われました。2023年1月の全国都道府県対抗女子駅伝で驚異の17人抜きを披露したドルーリー朱瑛里(しぇり)選手(15歳・津山高)は1500メートル。残り300メートルでスパートをします。社会人、大学生のトップランナーが居並ぶ中、真っ向勝負を仕掛け4位。8月札幌で行われるインターハイへ弾みをつけました。

 ◆ドルーリー朱瑛里選手(津山高・1年)
「きょうのレースは最初の入りが速くなってしまって、最後の200メートルくらいで力んで足が止まってしまった。それが課題です」

 Q.積極的にタイムを狙いにー
「タイムを狙いつつ勝ちにもこだわりながらレースに臨みました」

 Q.シニアの大会に参戦した経緯
「速い(シニア)の選手と走る機会がなかなかないことなので、すごく楽しみに迎えました」

 Q.天候は良くなかったがー
「この天気の中でもしっかりと悪くないタイムで走られた。そのことはすごく良かったです」

 Q.インターハイに向けてー
「インターハイでも良い結果が残せるように、頑張って優勝したいです」

 Q.北海道で走るのは
「初めてです」

 Q.北海道で走る感覚はつかめましたか
「はい、つかめました」

 Q.暖かさ、涼しさどのように感じていますかー
「本州は湿気があったりしますが、北海道は湿気がなく過ごしやすい気候だなと思います」

 Q.レースで意識したポイント
「フォームを崩さないように意識していたんですけど、ラスト200メートルで少し足が止まってしまった」

 Q.ラスト300メートルからのスパート
「ラスト1周を切ってからどこかでスパートできれば良いかなと思っていた。残り300メートルで仕掛けたんですけど、残り200メートルで力んでしまった」

 Q.今後、強化したいところ
「今後は速いペースで入って、ラストスパートをしっかりもっとキレのあるラストスパートができるように頑張っていきたい」

 また9月のベルリンマラソンで野口みずきさんが持つ日本記録(2時間19分12秒 2005年9月25日ベルリン)の更新を狙う新谷仁美選手(35歳・積水化学)は40分間隔で5000メートルを3本こなし全て15分台にまとめる順調な仕上がり。日本記録更新へ、自信を覗かせています。

 ◆新谷仁美選手(積水化学)
「ヒューストンマラソンの前にもスーパーOTTで3本走らせてもらったんですけど、その時の間がきょうよりも短い6分くらいでつないだ。負荷の状況が違うが、でも最低限の15分50秒~16分の余裕が残っている状態で3本きっちり終えられた。前半はコンディションが悪かったが、後半コンディションが良くなって私も体が動き始めた。非常に大会を通してベルリンに向けての良いイメージ作りができた」

 Q.3本の狙い
「きょうは私が練習の感じで走るとはいえ、試合の感じが緊張する中であったので、最低限15分50秒~16分の中できっちりまとめて、ヒューストンと比べると季節も違う。タイムを追いがちになるんですけど、ヒューストンくらいの仕上がりでいければ、ベルリンでは日本記録は出るかなと思っている。そういうイメージは最低限つかみたいなと思った。そういう部分ではつかめたかなと思います」

 Q.ベルリンまでのスケジュールー
「試合は全く出場せずに練習で、性格的に私は負荷が高い練習の時、ジョグ以外はどうしても試合のような緊張感を持って練習をしてしまう。試合慣れをしなくてもそういう緊張感を持った中で練習に取り組めるので、あとはケガなく。これからスタートを切れるように、もう残り2ヵ月しっかり仕上げていきたい」

 Q.目標はー
「野口さんが持っている日本記録が最低ラインになる。後々世界と5000メートルや10000メートル、ハーフ、マラソンを通して世界と勝負するとなったら、ポイントよりタイムが確実にものがいう世界になってくると思う。私が今、日本記録を出したところで、じゃあ世界で勝てるかといったら、奇跡が起こってもならないと思う。そこは重々理解していますし、現実の厳しさを持ちながらも、ただタイムが速ければ速いほど、試合の支配能力は上がるのでコントロールができる。(2時間)19分台ではなく、18分、17分の壁に乗って、超えていかないと、私が思う世界との勝負は縮まらないと思っています」

 Q.夏マラソン
「日本で行うレースではない。ベルリンがどういう気象状況か分からないので何とも言えない。ありがたいことにヒューストンマラソンが冬だったにも関わらず20度近く(気温が)上がったマラソンだった。同じくらいの気象条件でやれるかなと思うと、最低限ヒューストンくらいは出せるかなと、今日は感じることはできました」

 Q.北海道についてー
「私たち野外で行うアスリートにとっては涼しい環境でやるというのは大きい。こういう風に大々的に北海道で5大会、場所をお借りしてできるってことは私たち選手にとってはありがたい。試合だけではなく、合宿を行える環境を作ってくださっている北海道の皆さんには本当に日頃から感謝の気持ちでいっぱいです。私たちアスリートでさえ熱中症になることもあります。私もロングジョグしていると、熱中症のような症状が出る時があったりする。そういいう環境の中でやれるこは非常にありがたい」


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