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【陸上】アクシデント続きの田中希実“ホーム”の雰囲気をプラスに…ホクレンDC開幕

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 陸上中長距離の記録に挑むホクレン・ディスタンスチャレンジ(DC)が7月1日、北海道士別市で開幕しました。

 第1戦の注目は東京五輪女子1500メートルで8位入賞(3分59秒95)を果たした田中希実選手(New Balance)。この日は世界選手権の参加標準記録の4分3秒50を目指しましたが10秒ほど遅い4分12秒75にとどまりました。

 田中選手はー

 「全体として余裕度がなかった。結果としては全然ダメだった」。

 今年は世界選手権に合わせていけるように目標を設定していますが優勝すると参加標準記録達成に相当するアジア選手権については「勝負に徹したいがその力は今はない。今のままだと全然、世界陸上でも勝負にならないと今回感じた」と反省しきり。

 それでも士別参戦の理由を問われて「慣れ親しんだレースでもあるので1回、ホクレンを入れておくというのが、自分の中で流れを作りやすい部分ではある。気持ち的には毎年、毎年救いになっているというか“アットホーム”な雰囲気で走れるのはプラスになっていると思う」。

 ケニアから帰国後、体調を崩してしまったという田中選手。復活した地元の中学生による優勝インタビューではウオーミングアップの時間を間違えていたことも明かしました。今回はアクシデント続きでしたが「1つ1つのレースでしっかり調整はして調子を上げていく流れにしていきたい」と前を向きました。