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係長や主任を廃止…現場リーダーは挙手制に "コロナ禍"乗り越え体制見直し「石屋製菓」石水創さん #BOSSTALK

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コロナ禍で売り上げ激減…組織のコンパクト化

北海道外初の直営店「ISHIYA G GINZA SIX」

――コロナ禍で大きな影響を受けたと思います。どう乗り切りましたか?
 人生の中で一番つらい時期でした。コロナがなければ、年商ベースで約210億円。それが70億円まで激減しました。

 工場は3か月間まったく稼働しない時もありましたし、需要がありませんでした。

 石屋製菓の企業理念は「しあわせをつくるお菓子」。お客様と従業員と地域、北海道のためにつくろうと掲げものですが、それができないというのはつらかったですね。

――社長として打った手は?
 まず組織をコンパクトに、不採算店舗をやめる決断をしました。その2つが一番大きかったと思います。

 一度ブランドを見直して縮小しようという作業を今もやっている最中です。

日本一失敗できる会社へ。組織の見直しを進める石屋製菓

――現在取り組んでいることは?
 今まさに2026年「Stand by Hokkaido 」プロジェクトに取り組んでいて、5つ戦略を掲げています。
 1.北海道広域にタッチポイントを増やす
 2.北海道に誇れるISHIYAブランドをつくる
 3.地域とともにオンリーワンな白い恋人パークになる
 4.改善ラッシュで効率アップ
 5.日本一失敗できる会社にする

――「失敗してもいい」ということですか?
 失敗できるようにする環境を現場に根付かせてようとしています。

 現場に行くと、もっとこうすればよかったけど、上にダメと言われてやめようかということが起こっていました。

 そうすると提案が出なくなるので、なんでもいいから数を提案してくれと伝え、すべてを審査。良いというものは共有し称えています。

 係長や主任の役職をなくしました。マネジメントはいますよ。でも現場リーダーは全部挙手制なんです。やりたい人は手をあげてほしいと伝えている。

 決めるのは上司ではなくて、選挙で決めます。現場からこの人についていきたいという人をリーダーにしようと変えました。

――コロナ禍で会社としての強さを整えたということですね?
 本当に大事な時間でしたね。今は本当に楽しいです。コロナ禍の経験があったから、今やりたいことができていると思います。

――これから北海道にどんなことをしていくのか、道民には期待感があります。お考えは?
 お店を展開するのはもちろんですが、もっと北海道の食にフォーカスして、地域に入り込んで、街自体をブランディングしたい。そういう思いがあります。


 北海道の活性化を目指すボス達と北海道の未来と経営を楽しく真剣に語り合う「BOSS TALK」(ボストーク)。廣岡俊光キャスターがトップの本音に迫ります。


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