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係長や主任を廃止…現場リーダーは挙手制に "コロナ禍"乗り越え体制見直し「石屋製菓」石水創さん #BOSSTALK

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賞味期限改ざんから"V字回復" 社長就任後売り上げは倍

2017年に新設した北広島工場

――入社後賞味期限改ざんが発覚。当時はどういう思いでしたか?
 賞味期限改ざんの不祥事が起きた直後はすごくショックでしたし、なぜこんなことが起きてしまったのかと。

 組織の体制が不十分でした。コンプライアンスに対する知識もなかったですし。

 直後は製造も販売もストップしてしまったので、早く管理体制を整えて、お菓子を作りたいなという思いでした。

――立て直しに向けた社内の動きは?
 まず、食に関わる専門的な知識、コンプライアンスを社内に浸透させました。

 売り上げゼロの状態が3か月間続きました。当時父も社長を辞任したので、この先どうなるんだろうという不安がありました。

 銀行出身の島田さんが社長に就任。数字に詳しい島田さんがこういってくれました。「石屋製菓は、数字の部分で大丈夫です。この先2年製造しなくても問題ないですから。みなさんの雇用はしっかりと守りますから」と。

 安心しましたね。自分たちのやるべきことはハッキリしているので、そこに向かって進めばいいんだと思えました。今思えばすごく大きかったです。

――社長に就任した時、どのような思いを抱えていた?
 私が社長に就任してから売り上げも倍になりました。それは私の経営手腕ではなく、インバウンド(訪日外国人客数)が増加した要因です。

 「白い恋人」は北海道だけでなく、成田空港など国際線免税店エリアでも販売していました。

 欠品してはいけないので、どんどん供給。そこに対応するのにいっぱいっぱいになっていました。「成長」ではなく「膨張」のような形に。

――需要がふえているからこそ、できたこともあったのでは?
 一番大きいのは、北広島市に新工場を建設。コロナの際は大変でしたが、工場を建てたことにより、品質向上につながりました。

 つくれるお菓子が増え、アイデアも増えたのですごく良かったです。また、道外への進出も新しい挑戦でした。

 2017年に「GINZA SIX」に北海道外初の直営店をオープン。「白い恋人」ではない、石屋製菓の思いの詰まった商品でも道外へ進出しました。


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