社会の分断を越えて希望の「灯り」を灯す_UHB初となるWEBドキュメンタリーシリーズ『灯りのようなものが、たしかに 〜ある出所者と雇った人たちの七つの物語~』12月1日配信開始〈北海道〉
■映像と写真が織りなす「深い祈りのような瞬間」
作品の大きな特徴は、ドキュメンタリー映像と写真のコラボレーションです。
日本の写真界で最も権威ある賞の一つとされる木村伊兵衛写真賞受賞、『ユルリ島の馬』などが話題の写真家・岡田敦氏が撮影チームに参加。出所者の写真撮影を担当しました。
映像ドキュメンタリーの人間存在への洞察と、岡田氏の静謐なまなざしが共鳴し、映像の中に「深い祈りのような瞬間」を生み出しています。
映像制作は、知的障害のある出所者が孤立の果てに通り魔殺人を犯した「浅草レッサーパンダ事件」の背景に迫るドキュメンタリーなどを制作してきたUHB北海道文化放送・映像プロデュース室が担当。
阿南亮子氏による美しいオリジナル音楽も、胸に響く感動を深めます。
■UHB北海道文化放送が初めて挑む「WEBドキュメンタリー」
今回、UHB北海道文化放送では、初めてWEB発信型のドキュメンタリーシリーズを制作しました。
長年培ってきた<ローカル視点>と<寄り添う取材力>を活かしながら、社会の分断や孤立という全国的テーマに向き合い、地域に根差した報道文化から、新しい映像表現の可能性を切り拓きます。
監督/プロデューサーの後藤一也氏(UHB北海道文化放送 映像プロデュース室)は、作品への熱い思いを次のように語っています。
「全国各地をまわり、それぞれの出所者と雇い主の方々と出会う中で、人はどんな痛みや過去があっても、再び人や世界とつながれると気付かされました。その灯りを見つめ、共鳴を広げることが、社会を癒して分断を克服することに繋がると信じています」
シリーズは12月1日からUHBの特設サイトで配信されます。
https://www.uhb.jp/akarinoyouna/

















