【最新】北海道函館市で路面電車同士がカーブで接触事故…乗客の79歳と82歳の女性2人がケガ_警察が過失往来危険などの疑いも含め捜査_一方のポイントが切り替わらず車両がはみ出して衝突か
10月23日、北海道函館市中心部を走る路面電車同士が衝突し、乗客2人がケガをする事故がありました。
【画像】いったい何が?路面電車同士が接触…函館市電で起きた事故の様子
23日午後0時ごろ、観光地ベイエリアにも近い函館市末広町の十字街停留場付近の交差点で、路面電車同士が衝突しました。
この事故で、乗客の70代と80代の女性2人が軽いケガをしました。
79歳の女性は右脇腹の痛み、82歳の女性は右手小指の擦過傷を訴えましたが、いずれも搬送はされませんでした。
転倒したかどうかは確認されていません。
事故があったのは、湯の川発谷地頭行き(乗客7人)と谷地頭発湯の川行き(乗客15人)の2両で、カーブですれ違う際、一方のレールのポイントが切り替わらず、車両がはみ出して衝突したとみられています。
ポイントが切り替わらなかった理由は不明で、警察が過失往来危険などの疑いも含めて調べています。
函館市によりますと、ポイントの切り替えは自動で行われており、今回の事故との関連は調査中です。
現在、湯の川~十字街停留場間で折り返し運行が続いており、全面復旧のめどは立っていません。