【ヒグマ速報】「クマだー!」北海道のあちこちでクマ目撃…札幌市では幼稚園の近くに…砂川市では道路をうろうろ…江差町では小学校近くにある作業場のガラスを突き破り物色も「まさかここに来るとは思わなかった」
札幌市が設置したカメラで撮影されたクマ。
【衝撃】エゾシカに食らいつくヒグマ
10月6日午後7時40分ごろ、札幌市中央区宮の森でクマ1頭が捉えられました。
現場は大倉山ジャンプ競技場付近で、約200メートルの範囲には幼稚園や住宅街もあり、市と警察が注意を呼びかけています。
「クマだー!」
車が2頭を避けた先にクマがもう1頭。
この映像は、北海道砂川市焼山の道道で6日午後7時ごろ撮影されました。
「夜なので気が付いた時にはもうすぐ目の前だった。あと少しでぶつかるくらいって思うぐらいで怖かった」(いずれも目撃した人)
また、1キロほど離れた砂川市北吉野町でも10月6日午後5時ごろ、クマ1頭が撮影されました。
「道路を行ったり来たりうろうろしているような感じだった」(目撃した人)
7月からヒグマ注意報が出されている砂川市は、クマの出没が収まらないことから11月7日まで期間を延長し、注意を呼びかけています。
一方、北海道南部の江差町では、クマによる被害が…
「作業場のドアのガラスが粉々に砕け落ちてしまっています、その後クマはどこにいったかわかっていませんが、目の前には小学校があり、保護者にも不安が広がっています」(阿部空知記者)
6日午後10時20分ごろ、江差町本町で、パトロール中の警察官が、板金の作業場に入っていく体長1.5メートルほどのクマを目撃しました。
クマが数時間たっても出てこなかったため、約4時間後に中を確認したところ、そこに姿はなく、扉のガラスが割られていました。
クマは作業場を物色しながら移動し、入口から約50メートル離れた奥の扉のガラスを破って外に出たとみられています。
道警によりますと9月までのクマの通報件数は、3686件で、2024年の同じ時期より60%ほど増えていて、過去最多を上回るペースになってきています。