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ダウン症の息子と歩む“シンガーママ”―歌への思い新たに「純粋に心の底から息子のために歌いたい」子どもの成長を見守りながら歌で表現できる場所を模索【ママドキュ】

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なぜかテーブルの上に正座

なぜかテーブルの上に正座

 ごはんを作っている間、なぜか、じゅらくんはテーブルの上に正座したり立ち上がったり。


 「そこで立たないよ」とやさしく声をかけながら見守るアイリさん。

 このあとじゅらくんは、しっかりイスに座っておいしそうにうどんを食べていました。

「歌への向き合い方が変わった」アイリさん

「歌への向き合い方が変わった」アイリさん

 アイリさんは今年、耳が聞こえない子どものための音楽ライブに出演しました。


 じぇらくんの子育てを通じて、歌への向き合い方も変わったと感じています。

耳が聞こえない子どものための音楽ライブに出演

耳が聞こえない子どものための音楽ライブに出演

 「1回はダウン症だって言われたときに『いろんなものを諦めよう』って思った。でもそれがきっかけでいろんな世界を見させてくれた。いろんな人とも出会わせてくれた。自分の利益とか名誉とか、そういうことではなくて純粋に心の底からじゅらのために歌いたい。(ライブに)来てくれた子に歌いたい」と話してくれました。

じゅらくんの心に響く歌を歌い続ける

じゅらくんの心に響く歌を歌い続ける

 治療や入院を乗り越えてきた小さな命は、ママの歌声に包まれながら、ゆっくりと、でも確実に成長を続けています。


 アイリさんはこれからも、じゅらくんに届くように心に響く歌を歌い続けます。


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