6歳の男の子育てる“プロボクサーママ” 物足りなさ感じる日々に出会ったボクシング…始めて約3年でプロテスト一発合格 育児・仕事・挑戦の“三刀流”ママに一日密着【ママドキュ】
勤務時間が決まっていないWebライターの仕事。
それまで育児にかけていた時間を仕事につぎ込むようになっていました。
仕事も家事も育児も全力で向き合うはづきさんだからこそ、達成感や手応えにどこか物足りなさを感じる日々でした。
そんなときダイエット目的の軽い気持ちで始めたのが、ボクシングでした。
パンチ一つ一つから感じる確かな手応え、成長の実感。何よりはづきさんを夢中にさせたのは、努力を目に見えて評価してもらえること。
それは仕事にも家事や育児にもない魅力でした。
「『やった証拠』があるとうれしい。“検定”や“資格”が魅力的。ボクシングをこれだけ好きになって通っているから(プロの)ライセンスを取れたらいいなって。『頑張れば取れるんじゃない』と言ってもらえるようになって」と、はづきさん。
目標ができるとメキメキと腕を上げ、ボクシングを始めて約3年でプロテストに一発合格しました。
はづきさんが通う、北海道畠山ボクシングジムの会長で元日本ライトフライ級王者の畠山昌人さんは「(はづきさんは)頑張り屋さん。打たれても打ち返す。前へ前へ行く姿勢がすごく出ていた」と話します。
はづきさんの意外なお気に入りが、豆腐や油揚げ。
鮮魚店の店主の実家が豆腐屋さんで、お店の一角で販売しているんです。
6月の初戦の前には、2か月半で約10キロ減量したというはづきさん。減量中にはこの店の豆腐や油揚げでしのいでいたのだそう。
大豆製品を買うとサービスでついてくる“おから”も、夕食のメニューのひとつに。