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北海道で新米の収穫始まる 道の駅ではブランド米「えみまる」4000円「ゆめぴりか」4500円で販売…記録的な猛暑や備蓄米の販売延長はどう影響する? 専門家は「価格は上昇傾向になる可能性」

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コメの平均価格

コメの平均価格

 8月10日までの1週間にスーパーで販売されたコメの平均価格は、5キロあたり3737円。


 前の週より195円値上がりしています。

今後コメの価格は―?

政府はコメの増産に舵を切った

政府はコメの増産に舵を切った

 今後、コメの価格はどうなるのでしょうか?


 政府はコメの増産に舵を切りました。

 農林水産省は今年の主食用のコメの生産面積が2024年より10万ヘクタール以上増え、生産量も56万トン増える見込みだとしています。

 これによりコメの価格は落ち着くのでしょうか?

 専門家は。

 「北海道ではそうでもないが、本州方面の大産地では猛暑の影響で作付面積の拡大ほどには生産量や流通量は拡大せず、価格は上昇傾向になる可能性がある」(酪農学園大学 相原晴伴教授)

備蓄米の販売期限延長は価格に影響?

随意契約の備蓄米の販売期限を延長

随意契約の備蓄米の販売期限を延長

 農林水産省は8月末までだった随意契約の備蓄米の販売期限を延長しました。


 小売店の店頭には5キロ2000円前後の割安なコメと、高い新米が並ぶことになります。

 これにより、新米の値下がりにつながるなどの影響は?

スーパーには新米が並ぶ

スーパーには新米が並ぶ

 「新米の価格が高くなることを予想して、概算金が引き上げられた。備蓄米の販売延長で供給量が増えたからといって、新米の価格が下がることには直結しない」(相原教授)


 農協がコメを集荷する際に農家に前払いする概算金は、去年と比べ1.7倍以上の金額になりました。

 小売価格にも影響がありそうです。


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