【戦後80年】北方領土の元島民の記憶 命がけで島を脱出した漁船が大しけに 持ち出した家財道具を海に「命が惜しいか、たんすが惜しいか」元島民を撮り続ける写真家_あえて“白黒”の理由とは #戦争の記憶
「6年行ってないんだよ。生きてるうちに、必ずもう1回は島に行こうと思っている。『来年は行けるかな』、そう思って6年たった」(元島民 得能宏さん)
島の記憶を未来につなぐため、山田さんはシャッターを切り続けます。
「私の中でできていないことが、皆さんと島に行くことなんです」(山田さん)
「一緒に行こうよ」(得能さん)
「一緒に行きたいですよ、一緒に色丹島へ」(山田さん)
全ての写真をカラーで撮るのが山田さんの夢です。