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【自公が過半数割れの参院選】「北海道でも国民&参政が伸長」も「漁夫の利で自民が勝利」と専門家_選挙区の3議席目は三つ巴の激戦『大混戦の比例代表』では終止符宣言→まさかの復活ムネオ劇場も

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国学院大学 山本健太郎教授

国学院大学 山本健太郎教授

 全国的に野党が躍進する中、北海道では何が起きたのか。


 そして今後の生活はどうなるのでしょうか。

 「国民民主党と参政党がきれいに票を二分する形になって自民党の岩本さんが“漁夫の利”を得るような形で当選した。両党は北海道でかなり伸長したと見るのが適切だと思う」(国学院大学 山本健太郎教授)

 現代日本政治に詳しい国学院大学の山本教授は、北海道でも全国で躍進した野党の勢いが見られ、結果の差は紙一重だったと分析しました。
 

急速に支持を拡大した参政党

急速に支持を拡大した参政党

 その中で急速に支持を拡大した参政党。今後の見通しは?


 「この現象は一過性ではなく、これからも続いていく形になるかもしれない。(政策は)評判が得られそうなものに飛びついて過激な方向で訴えるやり方だった。政策の洗練というか、どこまで現実的なものに落とし込めるか」(国学院大学 山本教授)

 衆議院に加え参議院でも「少数与党」となった自公政権。私たちの生活への影響はどうなるのでしょうか。

 「一番あり得るシナリオは“給付も減税もやる”という方向ではないか。(消費減税は)早くても来年度。場合によっては次の年度も考えられる。何事も意思決定まで時間がものすごくかかるので、かなり気長に待たなければならなくなるだろう」(山本教授)