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「孤独に子育てするママを減らしたい」とイベント開催 “乳がん発覚”で助けてくれたのはママ友―多くのママたちを元気にしてきたポジティブパワーでがんと闘う【ママドキュ】

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「「人がつながっていくのを見るのが好き」と由衣さん

「「人がつながっていくのを見るのが好き」と由衣さん

 由衣さんは「人がつながっていくのを見るのが好き。薄い関係じゃなく本当に心から楽しかったと思える空間を作りたい」と話していました。

検診でがんが発覚

検診でがんが発覚

 あれから3年半、由衣さんに思いもよらぬ出来事がありました。


 実は2024年、札幌市の無料の検診を受けたところ乳がんが見つかり手術。さらに抗がん剤治療を行うことになったのです。

ウィッグのオーダーに

ウィッグのオーダーに

 この日は抗がん剤治療による脱毛に備えてウィッグをオーダーしに来ていました。


 乳がんの罹患率は30代後半から急増。働く女性、子育てママ世代に特に多いがんです。

治療より家族が心配…

治療より家族が心配…

 働くママが、ある日突然がんになったら…。


 「最初入院が10日間。母親になってそんなに長く入院することがなかったから、いやこの間どうしようかなみたいな。いない間(家族が)ちゃんとやっていけるのか。自分ががんになって治療することより不安だった。いない間、家族が回るのかなみたいな」と由衣さん。

「家族の食事をどうするか」悩んだ

「家族の食事をどうするか」悩んだ

 まず悩んだのは、家族の食事をどうするか。


 由衣さんはミールキットで解決しました。

ミールキットが活躍

ミールキットが活躍

 必要な具材や調味料が自宅に届き、レシピ通りに調理するだけで主菜と副菜が完成するミールキット。「夫も料理ができないわけではないけれど、献立を考えるのが毎日大変。バランスいいんですよ。それは良かった」と由衣さん。


 家族が好きそうなメニューを選び、入院前に注文。パパと子どもたちで協力して作ったそうです。

ママ友の助けが心強かった

ママ友の助けが心強かった

 さらに、一番頭を悩ませたのは、子どもたちだけになってしまう時間をどうするか。実家には頼れないなか、子どもたちの面倒を見ると声をかけてくれたのはママ友たちでした。


 ママ同士のつながりを大切にしてきた由衣さん。

 「はなから助けてもらおうと思ってママ友にはなっていないけれど、本当に心強かったし、子どもたちも心許せる家族がいっぱいいたから、それは助かった」と話してくれました。

子どもたちは部屋を飾って帰宅を待った

子どもたちは部屋を飾って帰宅を待った

 治療は、右胸を全て切除する手術になりました。


 家族や友人の力強い支えで安心して治療に専念。10日ぶりに帰宅した由衣さんに、子どもたちは大喜び。部屋を飾って待っていました。


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