【嵐の夜】北海道は大気の状態が不安定!落雷による停電に注意を…週末もぐずつく【菅井さんの天気予報 18日(金)】
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在
◆きょう18日(金)の気温
朝は冷えた所がありましたが、日中は、南風が吹き、気温が上がりました。
富良野市や芦別市は20.6℃となったほか、
旭川市や帯広市も19℃以上で、今季一番でした。
札幌も18.8℃と、5月下旬並みの陽気となりました。
季節外れの暖かさで、大気の状態は不安定となっています。
◆雷に注意
日本海から雷雲が進んできています。
今夜は、特に、南西部で発雷確率が50%以上の所もあり、高くなっています。
落雷による停電にご注意下さい。
また、局地的に雨が降ったり、ひょうを伴うおそれがあります。
◆土日のポイント
・19日(土)
早朝は広範囲で雨が降りますが、やむ所が多いでしょう。
ただ、不安定な状態が続きますので、
にわか雨に備えて、傘を持ち歩いたほうがよさそうです。
・20日(日)
次の低気圧が通過するため、全道的に雨が降りそうです。
日中は、雨が降ったりやんだりを繰り返し、
日本海側は、雨量が30ミリとやや多くなるほか、
春の雨は、山の融雪が加わるため、川が増水するなど災害が起こりやすくなります。
川やガケには近づかないようにしましょう。
◆札幌の10日間予報 19日(土)~28日(月)
21日(月)は、雲が多く、風がひんやりするでしょう。
22日(火)は、暖かな日差しがあり19℃まで上がり、
サクラの開花発表があるかもしれません。
来週末には満開を迎え、お花見も楽しめそうです。
街中も華やかになりますが、天気は周期変化で日替わりとなりそうです。
◆PM2.5情報
中国大陸から大気汚染物資のPM2.5が飛来しそうです。
特に、週末にかけては、北海道も濃度が高くなりますので、
雨が降ると汚れ混じりです。
傘をしっかりとさして濡れないようにしましょう。