【2025参院選】候補予定者は<立憲1・国民1>立憲は「現職」、国民は「IFAの30代男性」の新人―連合北海道が発表するも立憲内部の『火ダネ』くすぶったままか<北海道>
連合北海道は4月8日午前11時から札幌市内で会見を開き、2025年7月に予定されている参議院議員選挙に立憲と国民で1人ずつ候補者を出す方針を明らかにしました。
連合北海道は、立憲民主党と国民民主党の北海道総支部連合会、北海道農民政治力会議の4者で2024年6月、「民主連絡調整会議」を設置し、2025年夏の参院選で北海道選挙区(改選定数3)に立憲現職の勝部賢志氏(65)の他、野党から候補者をもう1人出そうと連携し話し合ってきました。
立憲は3月31日に勝部氏の他、2人目の候補者として、石川知裕・元衆院議員(51)を擁立することを提案。
一方で、独自候補を出そうとしていた国民は元証券会社職員で、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の鈴木雅貴氏(33)を新人として擁立することを示しました。
連合北海道によりますと、4者は4月7日に札幌市内のホテルで再協議し、立憲から勝部氏、国民から鈴木氏の2人を立候補予定者とする方向となりました。
関係者によりますと、4者による候補予定者の決定をめぐっては、国民は女性候補を探していましたが断念。
特に擁立が明るみになった後に撤回した帯広市の女性市議の手続きに関し、立憲側は「公党としてあり得ない手続き。国民が男性候補を出すなら、"立憲から2人出す"」と反発していました。
ただ、連合北海道は8日の会見で「4者協議で立憲は承諾していないが、立憲1人、国民1人が連合として望ましいので、このような結果につながっていく」と話しています。