「金欠装いメチャクチャ貯金」「学校の植物を食べた」―いまどきの大学生の“隠しごと”ってナニ?あの北大自治寮「恵迪寮」の中は?保育園や幼稚園の園児に本音聞く企画のパロディー『大学生のひみちゅ。きかせて』
小田さんが作った架空の国・“邦島國”のSNSアカウントを見せていただきました。
「SNSはこれですね。恥ずかしい(笑)」
「(Q:これは見せて大丈夫ですか?)これは大丈夫です。恥ずかしいだけなので…オタクすぎるだけ」
「『コミケで売っていますよ』とも書いている」
架空国家“邦島國”の大規模ジオラマ!
小田さんの国は文字情報だけにとどまりません。なんとジオラマも作りました。
「等高線ジオラマという形でこの地図を作っていたのですが、地図を元に等高線にしたので等高線に落とし込むのが結構難しかった」
また起伏を分かりやすくするために、縦方向の長さを約5倍強調しています。
さらに気になるのが「邦島國」のある場所。
「位置は日付変更線あたり、太平洋のど真ん中あたりで(緯度は)札幌や東北と近い辺りにあるという設定」
「南北に2000キロぐらい連なる列島。多分、作った時にちょっと日本の影響は受けていたと思います」
また、邦島國を構成する島々はどうやってできたのでしょうか。
「首都のある島が“邦島”という国名の元になった島で、ジオラマは邦島の部分しか映してないですけど全体としては大きいカルデラの一部」
「とんでもない噴火が起きて噴き出したマグマの後に、真ん中がへこむ地形が陥没カルデラで、“そのカルデラがまるごと海に沈んだら?”という設定」
「(カルデラの)端っこの部分だけ露出しているという形になります」
次に島のジオラマをじっくり見てみると…
海岸線の平野部に街が広がっているのがわかります。
「この島のスケールは東京都と同じぐらい」
「これが陥没カルデラの地形で、航空写真に倣って基本的に街が灰色で森林が緑色、田畑・牧草地が黄緑色になるように作られています」
首都は“新都市”という街で島の北西部に位置します。
開発が本格的に始まったのは1975年で、歴史は浅いと小田さんは言います。
島の山地に目を移してみましょう。
島の最高峰は「鬼怒母山(きぬぼさん)」。
標高は約900メートルです。